更新料に関する重要裁判例 判決要旨紹介
「建物所有を目的とする土地賃貸借契約において、慣習に基づく更新料の請求を容認した事例」
裁判所:東京地方裁判所
判決日:昭和49年1月28日
判決要旨:
東京都区内においては、建物所有を目的とする土地賃貸借契約において、契約期間が満了して契約の更新が行われる際に、建物の存する場合、特別な事情が無い限り、賃借人より賃貸人に対して更新料の名の下に相当額の金員を支払うという慣習が存在しており、かかる慣習は、借地法の法定更新の規定に反するものではない。
2025年10月17日
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