適正地代査定方法4
⑵利回り法
利回り法では先ず、現在の地代を設定した当時の利回り(直近合意時点の利回り)を算出します。 考え方としては、現在の地代を設定した当時その土地の基礎価格に対する利回りを、現在の基礎価格(価格時点の基礎価格)に乗じて適正地代を求めるというものです。
直近合意時点の利回りを計算する式は次の通りです。
「直近合意時点の利回り=(①直近合意時点の年間地代-➁直近合意時点の必要経費)÷➂直近合意時点の基礎価格」
①直近合意時点の年間地代とは、現在約定されている月額地代×12ヶ月です。
➁直近合意時点の必要経費とは、現在の地代を合意した時点(年度)の主に固定資産税・都市計画税の合計額です。また、必要に応じて年間の維持費、管理費(管理委託している場合)等も加算します。
➂直近合意時点の基礎価格とは、現在の地代を合意した時点(年度)の固定資産税評価額÷0.7です。
次に、利回り法における月額適正地代を算出します。
計算式は次の通りです。
「月額適正地代=(①価格時点の基礎価格×➁直近合意時点の利回り+➂価格時点の必要経費)÷12ヶ月」
①価格時点の基礎価格とは、地代改定をする時点(年度)の固定資産税評価額÷0.7です。
➁直近合意時点の利回りとは、先に求めた値を指します。
➂価格時点の必要経費とは、地代改定をする時点(年度)の主に固定資産税・都市計画税の合計額です。
また、必要に応じて年間の維持費、管理費(管理委託している場合)等も加算します。
次回は「スライド法」について説明します。
2026年5月29日